このブログを始めて２年あまり、もう 200 店近くのサウナを訪問しただろうか。
おかしな話だけれど時々「サウナ疲れ」をおぼえるようになっている。疲れを癒すためのサウナなのに、サウナを出ると「疲れる」という無限ループに陥っている。
こんなブログをやっているので、レポートすることを前提に遠方のサウナへ毎日のように遠征しているからだろう。
そこで「ホーム店」の登場である。渡り鳥のように都内近郊あちこちのサウナへお邪魔しているおいらだけれど、それでも地元周辺を中心に何十回も通ったサウナ施設が 10 店くらいある。そこには上で述べたような「疲れ」は皆無なんだよね。
期待も失望も緊張感も無いし、家に帰ってからブログに書かなきゃならないだとかのプレッシャーも無い。何も考えず、粛々といつもの動線通りにサウナへ入り水風呂に浸かり、いつもの場所で休む。
そこには本当の意味でのサウナの「リアル」があった。それはレジャーでも趣味でもエンタメでもなくて、ただホッとひと息つける「日常」なんである。
キリスト教にも「汝のホームを愛せよ」という教えが無いんだけれど、やっぱりホームのサウナがいちばん落ち着く・・本当の意味で落ち着くサウナはホーム店だけ。
たまたま自分の家から近いというだけのサウナ。それで充分だ。
