今回は南武線「矢向駅」徒歩 6 分、「縄文天然温泉 志楽の湯」さんです。この日の新規開拓訪問は消去法でよく調べもせずに車を出したのですが、フタを開けてみれば、過去最高の雰囲気の施設でした。
都会の住宅街に突如出現する里山への入り口。これより先、敷地内にあるもの全てが良い意味の「ほったらかし感」があってイイ感じです。
「志楽亭」で昼食
お食事処が別邸だったし空腹だしで先に食事にしました。蕎麦健幸レストラン「志楽亭」。このお店も特筆ものでした。
冷たい石挽き蕎麦とネギトロ丼のランチ。わさびは生のを擦ったもの。旨い。
自家製豆腐の二種盛り。紫のは紫芋の豆腐。オーガニックで旨い。
これは・・過去最高レベルのサウナ飯でした。。
食後、お風呂のある本館と渡り廊下で行き来できるのに気付きました。右に見えるウインドチャイムはうちの玄関のと同じでした。
いい音です。音階いろいろある。おすすめ。
館内迷宮
「風水」「健康」「自然」「スピリチュアル」に徹底したこだわりの見られる館内。
館内をぐるっと回ってみました。
置いてある本が面白い。
カフェっぽい間。
どこにお休み処や宿泊エリアがあるんだろう?
いったん外に出る。
なぜかここに本棚が。健康関連の本が多い。元気の「気」が「氣」みたいな。ちなみに館内は全面禁煙です。
左手に並ぶ扉には何かの研究所や研修室とあった。
お休み処と、奥にもまたこだわりの図書コーナー。
ギシギシと渡り廊下を進む。
ここは癒し処(ボディーケア)で、この先が宿泊エリアだったかな・・迷路か。
ひと通り探検してから風呂へ。
縄文天然温泉 志楽の湯のお風呂とサウナの感想
浴室へ一歩入る。
「!」
すごい・・これも雰囲気最高です。幽玄?秘湯?明治時代??灯りは薄暗い。サウナ室の前には太いローソクが??床の石は滑り止めに縄文土器と同じ縄目模様。ごろんと石が置いてあったり、丸太のベンチは素材の形状そのまんまだったりと、ざっくばらんで素敵過ぎた。カランの鏡やガラス窓の曇り具合すら味がある。
古びた木の樽の風呂へ入ってみる。100 年以上昔の味噌の樽だそうだ。丸太や竹の樋も良いぞ。。その隣には石造りの水風呂。
あとは温泉浴槽。広い!。小平の「テルメ小川」の内湯が自分が知る限りではいちばん広くてお気に入りだったけれど、それ以上に広い。
強塩の赤茶色の温泉は化石海水というから「黒湯」なんだろうか。
露天の岩風呂もシンプルでいい。太古の森、縄文時代がコンセプトでただただ自然なままに簡素である。それにしてもここは本当に東京だろうか(神奈川です)。さっきまでの外界と完全に遮断された非日常な空間。詳しくは公式のホームページで見てほしい。
そして露天風呂を出て気付いたのですが・・サウナが当面の間休止中、でした・・。またやってもうた・・自然の木でできた火の入っていないサウナ室を少し覗いてから、味噌樽風呂と石水風呂で温冷交代浴して出ました。
まとめ
という事でサウナ復活したらもう一回来ます・・いや、この日普通にサウナに入れていたとしても再訪必須な温泉でした。
この系統の施設ではホーム店のひとつの「深大寺温泉 湯守の里」が究極かと思ってたけど、これは負けたかな〜・・ご飯も美味しいし。
露天風呂の木々が色づく紅葉の頃にでももう一度来ますわ。
施設情報
✅ 営業時間:10:00 〜 0:00
✅ 定休日:無休
✅ 入浴料金:990 円
✅ 温度設定:サウナ 100 ℃・水風呂 19 ℃
✅ 駐車場:60 台
✅ 無料アメニティー:リンスインシャンプー・
ボディーソープ・ドライヤー
✅ 露天風呂:あり
✅ お食事処:あり
✅ 休憩スペース:あり
✅ ボディーケア:あり
✅ 最寄駅:JR 南武線「矢向駅」徒歩 6 分
✅ 地図
公式サイト・サウナイキタイの口コミ