武蔵野多摩地区最後の未訪問銭湯【 砂川湯 】

先月は銭湯づいていて、何んと月間の 14 回のサ活の中の 13 回が銭湯だった。

尤も、その中の3店はサウナ無しの銭湯で厳密には「サ活」とは呼べないのであるが・・。

今回はそんな「サウナの付いていない銭湯」である、武蔵村山の「砂川湯」さん。

付近まで来て、「村山ホープ軒」の近くだったのか・・と理解した。

なかなかディープで周辺商店街なども味わい深く、例によってフラフラと彷徨う。

酒屋さんが独自のコンビニにリニューアルしたと思われる「エフマート」なるお店。

スナップ写真の大家、森山大道師匠なら、この路地を GR (RICOH のコンデジカメラ)のモノクロでどう切り取るだろうか。。

カメラ性能の高い iPhone の最新機種に切り替えるつもりだったが、やっぱり GR 使いに戻りたくなって調べてみると、先の iPhone よりも高価で 20 万円前後の値であった。以前のモデルを購めた時は 10 万円くらいだったと思ったが・・(いいからさっさと銭湯行けよ)。

正面からではなく横側から入ると、この時点でもそれが「砂川湯」なのか、いまいち確信が持てず。

砂川湯だった。都内多摩エリアで唯一未訪だった銭湯。

そも、その存在を知ったのがせいぜい昨年に入ってのことで、先日の昭島市の同じくサウナ無し銭湯「昭和湯」さんと混同したりもしており、いかに自分がサウナの付いていない銭湯を観測の外に置いていたのかを痛感。。

武蔵村山市に残った唯一の銭湯。

かつては「第一砂川湯」もあったそう。東久留米の「第二喜多の湯」さんと同じですな。。

磨りガラスの木戸をくぐると、いきなり男湯と女湯に分かれていた。

フロントではなく、今では天然記念物ものの「番台式」なのであった。

番台のご主人はスマホ画面に見入っていた。しばらくして私に気付き、銭湯コレクションカードってあります?と尋ねると、「カードだけでいいの?」と。

いや、それ反則なんで・・と、入浴料とカード代を支払う。木製の引き出し小箱の上に種類別に綺麗に積まれた小銭が目に入る。同じ箱の引き出しより取り出された銭コレカードは、最後の一枚のように見えた。

脱衣所からしてレトロそのものだった。板の間に6畳分の畳が敷いてある。

ロッカーは古いのと新しいのの3種類がちぐはぐに並んでいて、後から増築して継ぎ足したのだろうな、と。

給水器ありで、それは意外なほどの勢いで、30 センチほどの高さに水が出た。有料のドライヤーは硬貨を入れる箇所が壊れているようで、使う時は番台へ、とあった。

トイレは和式の便座の上に洋式の便座カバーを取り付けた仕様。藤の椅子と脱衣かご。何から何までが味わい深く、モタモタと服を脱ぎつつ、細部に至るディティールを目に焼き付ける・・(撮りてえ・・)。

浴槽は3つに区切られている。左から低温、中温、高温。

(まずは中温に浸かってから高温、最後に低温で、〆に冷シャワーかな・・)と動線をふとこるも、そのとりあえずで入った「中温」からして物凄く熱い・・!

45 ℃ くらいだろうか。言わずも隣の「高温」など、足すら入れない・・50 ℃ って・・。何かの効能書きが高温側の浴槽の壁に貼られていたが、入れないので読めない・・。

どうにか入れたのは 42 ℃ くらいの「低温」槽で、そちらは深さのある日替わり薬湯にもなっている。その後、なんとか「中温」に限界まで浸かった後に冷たいシャワーで〆。

この先月に入った3つの「サウナ無し銭湯」は、どれも良かったわ・・。

多摩エリアのサウナの付かない銭湯は今回の砂川湯さんを含め全部で六店の筈で、コレにて全て訪問。

こちらは水風呂付きで、サウナが無くても再訪したいと思った府中の「藤の湯」さん。

小金井の「ぬくい湯」さんは、多摩エリア銭湯最強のインパクトであったが、今回の砂川湯はそれに並ぶか超えているかも。。

立川の「美保湯」さんは、その後休業してしまった。

毎度不謹慎だが、10 年後にはこの6店は全て廃業されているんじゃないかと思っている。

そんな銭湯界の流れの中で、来月四月に廃業から復活予定の調布の「鶴の湯」さんは超レアなケースかと思う。

次回は、テリトリーな多摩エリアの銭湯コレクションカード最後の1枚を求めて再訪した府中の「桜湯」さんです。

 

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