想定外に良かった「朝霞サウナ和」の女性側サウナ

今週の夜勤明けも睡眠不足気味で近場で。ちょうど以前より気になっていた「朝霞サウナ和（なごみ）」さんの男女入れ替えデーだったので再訪。

確か４度目。女性側のサウナに入ってみたかったのもあるが、あの絶品「朝霞カレー」を食べたかったというのもある。

が、この日は食堂は 17 時から営業との事で無念。。

和の女性サウナと浴室は想像していたのとかなり違って普通に広くて充実していた。サウナは２つあり、どちらも 15 人は入れるサイズ。浴槽は大きな水風呂と、更に大きな温浴槽がひとつ。

脱衣所のドライヤーとカランのシャワーは全て Refa。まずは高温ドライサウナへ。入ってすぐに 10 分毎のオートロウリュが作動。囲いと同じ高さにあるサウナストーンへ７秒ほど注水。この AL により、高温ドライというよりも高温多湿といった塩梅で、１セット目は定番の入り口前下段席で８分しか居られず。

15 ℃ の水風呂もこの浴室全体同様に静謐、温度の羽衣で気が済むまで浸かる。

２セット目は隣の低温多湿サウナ。こちらも広い。どちらのサウナもテレビ・BGM レス。右手のコの字型の２段席は座面の奥行きがかなり深い。左手にはベンチ席と、仕切りで分かれた４つの寝そべりブースが。これは想定外で、ストーブ横の右側のブースに寝そべってみる。マットと藤の枕あり。70 ℃ もなかったか、岩盤浴のようなフィーリング。

これだけに時間をかけると、もしかすると 30 分近くは要するかもだったので、12 分計１周で出て上段席でプラス８分。サウナストーンはクサビ型のエンボス加工のしてある、あのおにぎりタイプの物。この石が積まれているのを見ると何んとなく頼もしい。こちらでも地味に AL があった。暗くてよく分からないが、サウナストーンの上の反射板に注水穴を DIY っぽく開けた跡があり、防水パテみたいなもので穴の周囲を仕上げてあるように見える。後付けでオートロウリュを追加したのかもしれない。

最後の３セット目は再び、高温ドライ側で。水通し後だったので今度は上段最奥、ストーブを見下ろす席で何んとか 10 分。息が苦しいのでタオルを頭から垂らす濡れ頭巾スタイルで。頭隠して股間隠さず・・。

休憩用の椅子はノーマルタイプのととのい椅子とインフィニティタイプのチェアが 10 脚ずつくらいある。久しぶりにインフィニティに横になり座面を倒してみたが、途端に目がぐるぐると回り出す・・。キックのあるサウナと水風呂の直後に横になると自分はこうなるのであった。ヤバい・・やはり自分にはインフィニティは向いてないと、ノーマル椅子へ移動。

ただ、この白い椅子も見た目はおしゃれなんだけど、背もたれの角度の深さに対して背の高さがもう少し欲しい感じ。その後、湯船の段差へ移り、結局はカランのイスで Refa のミストを浴びつつのぼんやりタイムであった。久しぶりにあまみが浮いている。

広々お風呂で余韻に浸りながら、何んだかんだ静かなのって最高・・と思う。「黙浴」だなんだと騒がれ始めたのはコロナ禍以降で、当初は感染対策だったそれは、一部のこの手の本格施設で環境ルールとして定着したようにも見える。いや、銭湯やスパ銭、昔ながらのカプホサウナ等であれば全然構わないんだけど、このお店は黙浴がジャスティスで正解である。

男女入れ替えは月イチペース、月曜にやっているのかな。三鷹の「FLOBA」の女性側サウナも気になっていたりするのでやってくれないかねえ。