またしても中三日のサウナ・・千代乃湯。土日に 13:00 開店してくれる銭湯は希少です。
今日は「すいれんの湯」の側。体を流してからいきなり露天風呂へ。つぼ湯で温まってから1セット目 8 分。天然名水の中に5分程いただろうか。水色のゼリーは深く冷たくてやさしい。。
何度目だろうか、またペットボトルを購入し忘れてシャワーのお湯を飲むw この店は飲み物の自販機が店の外にしかないのでそこだけは気を付け隊。。
終わりの2セット目は 16 分。水風呂に心ゆくままに浸かっていると覚醒。視覚の解像度が上がり、湯けむりを通した昼過ぎの陽光や、その光を返す水面の動きに、ぼんやりとしながらも吸い込まれるように合焦する。
本当に心も体も緩んで芯から解放されるのは・・熱いサウナ室から水風呂の中に入ったこの束の間だけだ。身体の中でガン化しかけている全ての細胞がリセットされるイメージを妄想する。すべての細胞がさざ波のように笑い、霧散し、一掃し、駆逐し、無力化する。
終わりにまた露天のつぼ湯へ。壺の縁に頭を乗せると、空のキャンバスには綿菓子のような雲がゆっくりゆっくりと流れている。あの高さからだと雲ってどう見えるんだろうか・・どのくらいの大きさなんだろうか・・境目はどうなっているんだろうか・・みたいな事を思うでもなく思い、なぜか『かもめのジョナサン』という小説を思い出して読み返したくなった。